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初めてお会いしたときの木村さんの印象は、とても爽やかで、好青年という言葉がぴったりな方でした。
お話ししている中で、ご自身の考えや意見をしっかりと持っていらっしゃる方だな、と感じたことを覚えています。
今回、ブランドからお伝えしたのは、
「とにかく木村さんの好きなもの、作りたいものを作りましょう!」
ということ。
まずは、どんなものを作りたいのか、じっくりお話を伺うところからスタートしました。
そこで木村さんから出てきたのが、
“パジャマでありつつ、外でも着られるアイテム” (タブロイドインタビューページより抜粋※)
というアイデアでした。
正直、「パジャマ」というキーワードは、TORNADO MARTにとってとても新鮮でした。
これまでタイトなシルエットやロックなイメージの強かったブランドに、ゆったりとしたシルエット、女性にも着やすいデザイン、そしてチェック生地という新しい要素。
お話を伺いながら、今回のコラボレーションで目指していた、ブランドの新しい可能性が見えてきたように感じました。
サンプルが完成してからのフィッティングでは、着丈や袖丈の調整、ボタンの大きさなど、細かな部分まで木村さんご本人に確認し、選んでいただきました。
パンツのシルエットも、ただゆったりとしたものではなく、膝にかけて緩やかにシャープにしながら、裾には程よいゆとりを持たせるなど、木村さんが心地よく着られるバランスを一緒に探っていきました。
ひとつひとつの選択を重ねながら、少しずつ木村さんらしい形に近づいていく過程が、とても印象に残っています。
また、今回は冬野心央さんとのコラボレーションも同時に進めていたため、お二人に共通するアイテムとして、カットソーやポーチなども制作したいとお伝えしました。
カットソーのプリントについては、さまざまなアイデアを出し合いながらも、なかなか決まらず……。
そんな中、木村さんご本人から、
役柄でよく腕を組んでいることにちなんで、腕を組んだときの手形を袖に入れてみてはどうか、というご提案をいただきました。
そこから、袖に手形をプリントすることが決まりました。
プリントカラーは、あえて控えめなライトグレーに。
よく見ないと気づかないくらいの、さりげなさもこだわりのひとつです。
さらに、その流れからポーチにも手形を入れることが決定!
実際に木村さんご本人の手形をいただいて制作していますので、ぜひ皆さんもご自身の手と比べてみてください。
木村さん、本当に手が大きいんです!
そして、もうひとつ。
当初、木村さんからドッグタグを作りたいというお話を伺っていました。
せっかくなら、木村さん、冬野さん、そしてTORNADO MARTの3者でひとつのアイテムを作れたら。
そんな想いから生まれたのが、今回のマルチチャームです。
ドッグタグに刻むメッセージも、木村さんにたくさん悩んで決めていただきました。
“「幸運を」の思いを込めて『LUCK』” (タブロイドインタビューページより抜粋※)
とても素敵なメッセージですよね。
コラボレーションの告知ビジュアルでは、よく見ると、このマルチチャームからドッグタグを外して、ネックレスとして身につけてくださっています。
ぜひ、改めてチェックしてみてください。
手にしてくださった方に、少しでも幸運が訪れるようなアイテムになればと願っています。
ちなみに、先日公開したオフショットは、チェック生地を最終的にどれにするか選んでいる場面です。
このときには、パンツのシルエットやカットソーのプリントについても確認を行いました。
こうした細かなやり取りを何度も重ねながら、少しずつ商品を形にしていきました。
今回のコラボレーションでは、木村さんご自身の「好き」という気持ちを大切にしながら、TORNADO MARTとしてのものづくりにも向き合ってきました。
そして、何度も話し合いを重ねたからこそ、お互いが納得できるものが完成したのだと思います。
木村さんがインタビューでお話しされていた、
“ブランドの個性と自分の個性がいい感じでコラボレーションできた” (タブロイドインタビューページより抜粋※)
という言葉。
私自身も、まさにその通りだと感じています。
木村さんの自由な発想や感性が、TORNADO MARTにこれまでとは違う新しい表情をもたらしてくれました。
そして、そのアイデアを一緒に形にしていく時間は、私たちにとっても、とても貴重な経験になりました。
今回のコラボレーションを通して、改めて感じたのは、異なる個性が出会うことで生まれる、ものづくりの面白さです。
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